これって運命の出会い!?素敵な出会いがあれば恋も盛り上がるものです

彼女の浮気が発覚したのは夏の時でした。
子供を保育園に預けたあと男と会っていたのです。
私はどうしても彼女の浮気を許す事が出来ませんでした。
彼女は許して欲しいといいましたが受け入れる事ができませんでした。

彼女は子供を産んでから同世代の子が出来る楽しい事が
全然出来なくなってしまって息が詰まっていたと話ました。

「自分の人生がこのまま続くと思うと頭がおかしくなりそうだった」
と彼女は言いました。

私は彼女の気持ちを全く理解出来ないというわけではありませんでした。
彼女が毎日努力してくれていた事を私は知っていましたから。

私たちは結婚3年目で離婚しました。
それから私は子供を引き取り男1人で育てています。
学生時代子供を授かったことで自分の人生が大きく変わりましたが
私は後悔したくありません。
私の子が産まれて来なかった事なんて考えたくもありません。
「将来この子が幸せになるように」今はそれだけを願っています。

私はバツイチの子持ちですが再婚を考え始めました。
数年後我が子には母親が必要だと思うからです。
私たち二人と一緒に歩いて行ってくれるようなそんな人がいたらいいと思い、
私は子供の為にきちんとした会社のお見合いに申し込みました。

それ程期待はしていませんでした。バツイチの婚活ですから1人か2人希望者が来ればいい。
私はそう思っていました。結果3人の女性が手を上げてくれました。
2人の女性は同じ子持ちの女性で、残り1人の方はバツイチで子供なしの方でした。
私は出来れば子持ちでない方が良いと思っていたので、
バツイチで子供なしの方とお会いすることにしました。

私が会った彼女は国際結婚をしたけれども上手く行かずに
別れたと話をしてくれました。結婚生活は半年だったそうです。
彼女は一見おとなしい性格でしたが留学したりや企業で正社員を経験するなど、
とても頭の良さそうな方でした。
出身は東京でお洒落な雰囲気を持ち、見た目はとてもかわいい人でした。
「もし再婚したら子供に英語を教えてくれるかもしれない」なんて想像もしました。

私は彼女ほどの方なら他にも良い条件の男性が見つかるのではないかと思いました。
子供がいることについて問題ないか私が聞いたところ彼女は、
「私実は子供が産めないんです。
だから子供がいる方と再婚したいと思っています。」
と言いました。

これからどうなるかまだ分かりませんが、
私は彼女と何度か会って話をして見たいと思っています。

私は20歳の大学生の時にできちゃった結婚をしました。

私には高校生の時から付き合っている地元の彼女がいました。
私達は二人で一緒に東京の大学に進学して一緒に住むようになりました。
はじめ私は東京の熱気や人の多さに馴染めずにいましたが、
社交的な彼女のおかげで段々と楽しくなって行きました。
私にとって彼女はなくてはならない存在でした。

私達は親に内緒で同棲していましたが学校は毎日真面目に行っていました。
アルバイトをしながらお金をすこしづつ貯めて、
そのお金が貯まると二人で旅行に行きました。
私はサッカーが大好きだったので「サッカー同好会」に入りました。
私は学校とアルバイトの予定が入っていない日は、
ほとんどフットサルをしていたと思います。

私は元々合コンなどに興味が無く自分から参加する方では無かったので
そういうことに自分から進んで手を出しませんでした。
フットサルが終わった後男だけで飲みに行く方がサッカーの話が出来るので
楽しくて仕方がありませんでした。

東京に来て2年目。私は大学2年生になりました。
1年生の時より東京という環境や学校に随分慣れて来ていたので、
私はそれなりに充実した生活を送っていました。

そんな時でした。彼女の妊娠が発覚したのです。
彼女は泣いていました。不安だったんだと思います。
情けない話ですが私達はきちんと準備が出来ていない状態で
子供を授かってしまったのです。

同棲していることはお互いの親に話をしていないのに
学生のぶんざいで結婚前の妊娠。
私は彼女の両親に頭を下げるしかないと覚悟をしました。

彼女の妊娠は既に3ヶ月を過ぎていましたので、
その時私達に「中絶」という選択はありませんでした。
その後お互いの両親に話をしに行き相当非難を浴びせられましたが、
二人でなんとか説得して私たちは結婚することになりました。

晴れて夫婦になってから私たちはなんでもお互い協力するようになり、
若い貧乏夫婦なりに力を合わせてがんばりました。
そして1年後長女が誕生しました。

私はまだ大学3年生で社会では「ただの学生」でしかありませんでしたが、
「お父さん」になりました。
私は生まれて来た娘がかわいくてかわいくて仕方がありませんでした。

私は娘をお風呂に入れたり公園に連れて行ったり
24時間一緒にいたいと思っていました。

彼女は大学を続けることにしていましたが子供の世話が忙しくて
授業に出られなくなり大学を中退しました。
それから彼女は専業主婦になり、私は大学卒業後大きな企業に就職しました。

私は順風満帆だと思っていました。しかし彼女は違っていたのです。

私は世田谷出身のお嬢様です。両親は二人とも医者の家系で親戚も皆医者です。

私の父は小規模の病院を経営しています。

私の家族には「男の子が生まれた場合は必ず医者にさせなければならない」というルールがあります。

幸いにも私は女に生まれたので好きな事をしていいと言われていました。

私は医学系の大学を卒業してからメーカーで働いていました。

海外出張なんかもたまに行く事があります。

元々私は小さい頃から母とよく海外旅行に出かけていたので海外には慣れていました。

私はこれまで何人かの人とお付き合いをしましたが長くは続きませんでした。

私が28歳になった頃です。母からお見合いの話が持ち上がりました。

そのお見合いは「スイスで集団お見合い」という内容でした。

昔から大胆な行動に出る母だったので何か仕掛けて来るに違いないと思っていましたが、

「スイスで集団お見合い」には驚きました。

父は「そこまでしなくても良いんじゃないか」と心配していましたが、

母は「あなたは絶対医者と結婚しなさい!」と言っていました。

私の母と父も海外でお見合いして知り合ったそうです。

「日本でお見合いするより海外でお見合いする方が同じ日本人として親近感が沸く」と母は言います。

私は「今時スイスでお見合いなんてする人がいるのかしら?」と全く期待をしていませんでしたが、

私はスイス旅行に行って見たかったので参加して見る事にしました。

私と母はいつも通りファーストクラスに乗ってスイス入りです。

私は母と一緒にスイスに到着しました。

スイスは前にも何度か来た事があります。

自然が溢れている場所で本当に空気が綺麗なところですよね。

私と母はとりあえずホテルに向かいました。

ひと休みした後私達はお見合いの為にエステを受けました。

アルプスを見ながらフェイシャル、マッサージ、ミストサウナ。

私は日常を忘れて心の中までリラックスしてしまいました。

母から「スイスでお見合い」という話を聞いた時はそんなに乗り気ではありませんでしたが、

いざスイスに到着すると心から「来て良かった~」と思いました。

ホテルに帰り軽く夕飯を済ませて私達親子は終身しました。

次の日からお見合いです。

私達親子はホテルで朝食を済ませ会場に行きました。

このお見合いは「医者の男性」と「医者の娘」のお見合いでした。

皆さん品があって素敵な方ばかりでした。

集団お見合いといってもがっつり取り合いするなんてことは起きません。

皆さんと仲良くお話しするといった雰囲気でした。

私は参加者の皆さんと2日間を一緒に過ごし日本に帰って来ました。

いい人が出来たかどうかはまだ分かりません。

でも素敵な知り合いがたくさん出来たことは間違いありません。

彼らは私のこれからの人生をより豊かにしてくれるような仲間になると思います。

参加して本当に良かったです。

「おたがいに年を取ってからでも一緒にいられるか」

これは、婚活中の私がいくつかの出会いを経験した中で、もっとも重要視したことです。

男性・女性ともに、人間は年を取れば取るほど容貌が衰えていきます。体力も落ちてきます。

女性は妊娠・出産を経験すると、もはや「原型をとどめないほど」体型が崩れますし、男性は頭髪が薄くなるかも知れません。

たとえ相手がデブになっても、ハゲになっても、決して嫌いにならない自信があるでしょうか?

見た目だけではありません。

日本は現在、借金だらけの国です。不景気もいいところ、本当に安定した職業なんてほとんどありません。公務員だって定年まで安泰とは言えません。

もし、相手が突然、無収入になったら……?

「金の切れ目が縁の切れ目」にならず、そのときは自分が相手を支えていくという自信があるでしょうか?

幸いというか何というか、私の夫は若いころからなんとなく「年寄りくさい」「枯れた感じのする」人でした。

あだ名は「ジイ」。もちろん、爺さんのジイ、です。

若いころはいい男だったのに、年と共にだんだんと魅力がなくなってしまう男性もいるでしょうが、何しろ夫の場合は最初から「爺さん」。

少々白髪は増えたものの、結婚当初と比べて著しく老けたという感じはあまりしないのです。

経済的な面について言えば、残念ながら夫の給料はこのところ年々下がり続けています。

結婚して間もないころは、ちょくちょく夫婦で旅行にも行っていましたが、今ではレジャーも自粛気味。

家計簿を眺めては、うわぁ今月もヤバイよ~!などと吠える毎日です。

ただ、夫は自分の仕事にプライドを持っているので、少々嫌なことがあっても「辞める!」とは言いません。自分が好きで選んだ仕事でもあるので、「家族を養うために我慢して働いてやってるんだ!」とも言いません。

私が仕事をすることについても特に何も言わないので、まぁ夫婦で働けば何とかなるか、ぐらいに思っています。

私が夫を選んだのは、おたがいにじいさんばあさんになっても、そのころの生活がなんとなく想像できたからです。

たぶんあまりお金はないだろうけれど、夫婦ともに贅沢には慣れていないし、もともと見た目が気に入って結婚したわけではありませんから、相手の顔にシミやらシワやらが少々増えたところでたいして気にもならないでしょう。

婚活中に出会った人の中には、IT業界で働くイケメンさんもいましたが、そこであえて夫を選んでしまったのはそういうわけです。

学生時代に仲の良かった友人は、安定した食品メーカーの総合職として、バリバリ仕事をしていました。

「私は男より仕事が大事なの」と言わんばかりに……。

でも本当のところ、彼女は私なんかよりもずっと結婚願望が強かったのです。

あまりにも結婚願望が強かったので、かえって大っぴらにできなかったのかも知れません。

周囲には内緒で「成婚率・業界ナンバーワン」と謳われた結婚相談所に登録し、休日には職場から遠く離れたところでコソコソとデートをこなす日々。

この相談所でいい御縁があれば良かったのですが、彼女にとって願うような出会いはなかったようです。いくつかの結婚相談所をハシゴしているうちに30歳を過ぎ、とうとう会社では管理職という立場になってしまいました。

「このまま仕事に生きていくつもりなんでしょう?」

「もう今さら結婚する気はないんでしょう?」

職場の同僚たちからはそんなふうに思い込まれていたようです。いっそのこと開き直って、

「とんでもない、いい人がいたらぜひ紹介して下さい!」

と言えれば良かったのに、彼女のプライドがそれを許さなかったのですね。

そのうち、「適当に遊ぶなら、彼女のような女だな」と勘違いした上司に下心丸出しでアプローチされ、そのままズルズルと何年も付き合ってしまいました。

上司は既婚者です。妻のほかに子どもが三人もいます。思いっきり不倫です。

結局、泥沼の末に上司とは別れ、会社も辞めてしまいましたが、彼女はそれから数年経った今も独身。

「不倫がバレて退職するくらいなら、最初から婚活中だってバラしとけばよかった」

と心の底から後悔しているそうです。真面目に結婚を考えているような部下だと知っていたら、どんなスケベ上司だろうが、おいそれとは手が出せなかっただろうと後になって語っています。

就活を死にもの狂いでするのが当たり前の時代なのですから、婚活だってオープンに、それこそ必死でやればいいんじゃないかと思います。

結婚相手を探している、ということは別に恥ずべきことでも何でもないのですから……。

婚活は恥ずかしいことでも何でもないと思うのですが、なぜか婚活していること自体を秘密にしている人もいるようです。

う~ん、これはもったいない……。

本気で結婚したいと願う人であれば、婚活していることをできるだけ周囲にオープンにするべきだと私は思います。年齢に関わらず、です。

婚活中であることを秘密にしてしまった時点で、「これからあるかも知れない貴重な出会い」の機会がいくつも失われてしまうかも知れません。

何を隠そう、私は二十代のころ、婚活中であることをかなり大っぴらに周囲にアピールしていました。

結婚を意識していた彼氏と別れたばかりの「自称・寂しい女」だったので、恥ずかしいとか、みっともないなんて思う余裕もありませんでした。

そしてなんと、私の人生最大の「モテ期」はこの時期でした。

まぁ私のモテ度など、世の中の標準から言えば微々たるものではあるのですが(笑)、それでも、

「同じように真面目に結婚を考えている男性があれほど寄ってきてくれたのは、後にも先にもあの『モテ期』だけだったなぁ」

という気がするのです。

よく、「彼氏と別れたばかりの女性は狙い目だ」などと言われますが、たとえそうでなくても、

「真剣に結婚相手を募集しています」

とアピールしている女性には、男性は気兼ねなくアプローチできるのでしょう。

当時、私は不動産会社に勤めていました。

ここはなかなか厳しい業界で、残業も毎日のようにしていたのですが、夜八時を過ぎてから賃貸用の物件を持っている大家さんに契約書を持って行ったりすると、

「いつも夜遅くまで大変だねぇ」

と声をかけてもらったものです。

「はい、もう大変で大変で。早く結婚したいと思ってるんですけど、相手を探す時間もないんです」

私が言うと、いわゆる「お世話好き」の大家さんの中には、それなら誰か紹介してあげようか、という方もいらっしゃるのです。

「いや、うちに入居してもらってるサラリーマンなんだけど、やっぱり仕事が忙しくて嫁さん探す暇もないって人がいるんだよね。……ところであんた、年はいくつ?」

とまぁ、こんな具合でしょうか。

その他にも、物件を世話したお客さんから、

「いい部屋を紹介してもらってありがとうございました」

と食事に誘われたり、ちょっと近寄りがたいと思っていた強面の上司から、

「独身の友達集めて合コンしてやるから、おまえも友達連れてこいや」

などと強引に合コンをセッティングされたり。どちらかといえば「質より量」という感じが否めなくもないのですが、とにかく出会いには事欠かない時期ではありました。

今から冷静に考えてみれば、あまり優秀な社員とは言えなかった私、「結婚していつ仕事を辞められても会社としては惜しくない」と思われていたフシもなきにしもあらずですが……。

このお泊り同窓会には男女合わせて20名ほどが集まり、ゼミの教授も出席してくれて、大変にぎやかな会となりました。

二次会が終わり、教授と別れ、日帰り組を送り出したあと、私たちお泊り組は予約しておいたビジネスホテルへ。

ホテル近くのコンビニで酒類を買い込み、和室に集まって三次会をしているうちに一人脱落、二人脱落し……。

いい年をしたサラリーマンやOLたちが皆あられもない恰好で八畳間に雑魚寝しているというすさまじい状態で朝を迎えました。

「朝ごはんでも食べに行く?」

朝風呂で昨夜のアルコールを洗い流し、何とか見られる恰好に着替えてロビーに集合したときにやっと気付きました。

……Rちゃんがいない!

……あと、Aくんも!

慌ててAくんの携帯電話を鳴らしてみると、「一緒に近くのマックにいるから」とのんびりした答えが返ってきました。

なんと二人は皆が脱落したあとで部屋を抜け出し、24時間営業のマクドナルドで夜通し語り合っていたというのです。

地方の名家出身だというAくんは、かつて「仏のAくん」と呼ばれたほどの人の良さで通っていたのですが、学生時代はどちらかと言えば目立たない存在でした。

女の子からはよく「お友達ならいいんだけど……」と言われるタイプです。

卒業後は実家に戻り、公務員試験を突破して県庁で働いていましたが、折にふれてイギリスに行ってしまったRちゃんのことを思い出していたとか。

……そう、Aくんは十代のころからずっとRちゃんを思い続けていたのです。

「高嶺の花」だと、なかばあきらめていたそうですが……。

実は今回、Rちゃんの帰国を記念する形で同窓会をする運びになったとき、積極的に動いてくれたのもAくん。

「いや、なんかチャンスかな、と思って」

……まったく、仏のくせに抜け目がないというか何というか……。

ともあれ、同窓会でぐっと距離を縮めた二人。

私はここで終わったりはしない、機会を待ってまた渡英したい、というRちゃんにAくんはついに愛の告白を。

「僕はずっと待ってるから……」

結局、Rちゃんが再び渡英することは叶いませんでした。

日本に居ながら、好きなイギリスと日本の橋渡しをする仕事を選んだのです。

そして、あの同窓会から五年後、30歳を過ぎてからAくんと籍を入れました。

「彼以上に自分を大切にしてくれる男性はもう現れない」と悟ったからだそうです。

ともあれ、長い時間をかけて、ようやく意中の彼女を射止めたAくん。

向上心のある女性は大変だ、と口では言いながらもとても幸せそう。

運命の同窓会を企画した私にも、幸せのおこぼれが来ないかな……。

こうして二人は同窓会をきっかけにメールを交換し合い、たまには会ってお酒を飲む間柄となり、再会から二年後にはめでたくゴールインしました。

後から聞いたところによると、IくんはFちゃんがずっとサークルの先輩に片思いしていたことを知っており、「一途すぎてコワイ女」だと思っていたとか。

「ストーカーになりそうなのはああいうタイプ」だとも。

間違っても好きなタイプの女の子ではなかった……とのこと。

プロポーズの言葉は何だったのかと尋ねてみましたが、「特になかった」とそっけないFちゃん。

二人でお酒を飲んでいるときになんとなく家に帰るのが面倒くさくなり、それなら一緒に住もうかという話になり、一緒に住むのなら籍を入れようかという話になり……。

何だか自分でもよくわからないうちに、結婚することになっていたそうです。

Fちゃんいわく、

「私のどこかに結婚したくなるような『秘孔』があって、そこを付かれたんだと思う」

……ハイ、ごちそうさまです。

2組目は大学の社会学部で私と同じクラスだったAくんとRちゃん。

二人を繋げるきっかけになった同窓会には私も出席していました。

卒業から四年後のことです。

文系で男女比がほぼ同数だったにもかかわらず、私たちのクラスにはほとんどカップルがいませんでした。

真面目でおとなしい男子学生が多かったのに比べて、女子学生は全体的に大人っぽくキレイな子が多かったせいかも知れません。中には化粧もせず、ジーパン姿で原付バイクにまたがって学校に来る私のような女の子もいましたが……。

「大人っぽくキレイな女の子」の代表格だったRちゃんは、ストレートのロングヘアでモデルのような長い手足の持ち主。

英語が得意で、卒業後は海外留学を目指していました。

ひそかにRちゃんに憧れている男の子も多かったと思うのですが、こういう向上心のある美人というのはとにかく男性を遠ざけてしまいがちです。

在学中は特に浮いた話もなく、彼女は卒業してまもなく、念願だったイギリスへと旅立ちました。

当時のイギリスは景気が下り坂だったのでしょうか。

ほとんど永住する覚悟でかの地に渡ったRちゃんでしたが、パーマネントの仕事を見つけられないままビザが切れ、2年ほどで帰国することになります。

滞在中、現地の男性と「いろいろあった」というRちゃん。

恋に破れ、夢に破れ、日本に帰ってきてからはしばらく実家でぼーっと過ごしていたそうです。

たまたま当時、Rちゃんの実家の近くで仕事をしていた私。

思い切って彼女と連絡を取り、久しぶりに同窓会でもやろうよと持ちかけてみました。

最初はあまり乗り気ではなかったRちゃんでしたが、彼女の近況を聞いたかつてのクラスメイトたちがまさに「外堀を埋めていく」ような形でお膳立てを手伝ってくれ、母校近辺で「お泊り同窓会」が実現される運びとなりました。

「同窓会での再会をきっかけに結婚した」というカップルを2組知っています。

どちらも、昔から二人を知っている人に言わせると、「えっ?あの人とあの人が!?」という驚きの組み合わせです。

1組目は、大学時代の音楽サークルで同期だったFちゃんと、彼女のクラスメイトだったIくん。

彼女は私とは違い、「大学にはサークルが楽しみで通っているようなもの」。

活動日は水曜日と土曜日の週二日だけだったのですが、活動がない日もギターを抱えて学校に来ていました。

そんなにギターにのめり込んでいたのかといえばそうではなく、彼女がのめり込んでいたのはサークル内でギターがもっとも上手いと言われていたS先輩。彼に認めてもらいたくて、日夜ギターの練習を頑張っていた……というわけです。

ギターに恋するふりをしてS先輩をひたすら追いかけていたFちゃんでしたが、結局、彼女の恋は実りませんでした。

大学を卒業すると、Fちゃんは中堅の医療機器メーカーに就職します。そして失恋の痛手から立ち直るべく、バリバリと働き始めます。

就職して数年が経過したころ。

クラスメイトから同窓会の案内が届きました。

このところ、仕事仕事の毎日に少々お疲れ気味だったFちゃん。

いい気分転換になるだろうと思い、同窓会に出席することに。

ところが、久しぶりに集ったクラスメイトたちの顔ぶれを見て、彼女は「あら?」と思ったそうです。

「……こんなに男の子が多かったっけ?」

彼女が卒業したのは理学部。女子学生は男子学生の四分の一くらいです。

当然、数少ない女子生徒は飛ぶように「売れて」、在学中ほとんどの女の子には彼氏がいました。

しかし、当時のFちゃんはそんなことにはまったく気が付かず……。それほどS先輩一筋だったのです。

そんなFちゃんの近くの席に座っていたのがIくん。

偶然にも、IくんはFちゃんのライバル会社ともいえる医療機器メーカーに勤めていました。

同業者同士、仕事の話で盛り上がるうちにFちゃんは気付きます。

「そういえば、Iくんとは学生時代ほとんど話したことがなかったなー」

年上の男性ばかり見ていると、どうも同い年の男の子は幼く感じて相手にできなかったというFちゃん。

ところが、卒業して社会経験を積んでみると、実年齢というのはあまり当てにならないものだと思ったそうです。実際、FちゃんとIくんは、二次会の席でもずっと二人で話し込んでいたのだとか。

ちなみにIくんは学生時代、クラスメイトたち「ケンシロウ」と呼ばれていました。

あの「お前はもう死んでいる……」のセリフで有名な『北斗の拳』の主人公に似ていたからです。

Iくんの太すぎる眉毛も、キラキラの瞳も、在学中は「マンガチックで笑える」対象でしかなかったのですが、近付いてよくよく見ればイケメンと言えなくもなさそうな……。

それが、今日突然軽い気持ちで声をかけた一般人の女性に断られたのです。彼の心中はいかばかりかと思いましたが、もったいないと思う気持ちよりも自分を大事にする気持ちのほうが強かったので私はこれでよかったと思っていました。

断られた彼がどうするのか私も緊張の面持ちで見つめていたのですが、そのまま分かったと言って離れていくと思いきや、「それじゃまた今度でいいから二人で食事に行こうよ。平日と週末どちらの方が都合が良い?」といってくるではありませんか。

私はまた考えました。こんなことも私の中では非現実的なことだけど、普通の出会いで普通にデートするのはおかしいことでも何でもないと思い、私は彼に自分の連絡先を渡し、週末であれば一緒に食事ができると答えました。彼の方からは、それじゃあ僕の方から連絡すると言ってもらったのですが、本当に連絡なんかくれるのかな、芸能人なんてそんなに軽々しく付き合ったりしないよなと私は思ったのできっとこれきりなのだろうと半分くらいは思っていました。

しかし、翌日の夜早速彼から連絡があったのです。そして翌週末食事の誘いを受けたので私は承諾しました。

彼と会って意外にもそれほど緊張しませんでした。もちろん目の前にいる顔はテレビでおなじみのあの顔なのですが、それがだんだんと自分がプライベートで日ごろから知っている顔の印象に徐々に変わっていくのです。

会話はどんどん弾み、私たちはその後何度も食事を重ねました。食事するためにあっていただけですが、なんだか私も勝手に彼女気分になっていて、もしかしたらこの人と結婚できるのではないかと思ってしまうほどでした。

しかし、そんなある日の朝、テレビの芸能情報でいきなりその彼が、有名スポーツ選手と再婚というニュースを見てしまいました。現実なんだか幻なんだか一瞬わからなくなってしまいましたが、それはまさに現実でした。違う世界の出来事のようですが、この男性は明らかに先日まで私と何度も食事デートをしていた人でした。

私は、もちろん彼に連絡を取りたいと思い報道を見た後すぐに連絡をしたのですが、なんということでしょう。彼は一切連絡を断ってしまったのです。電話をかけても全く出ないし、メールを打っても全く返事がきません。

出会った当初、彼に対して警戒していた自分の最初の気持ちを信じて行動していれば無駄な時間を過ごさないでよかったのにと、私はとても反省しました。

結婚を意識していた時期に、夢のような出会いがあり舞い上がってしまった自分をあまり責めたくはありませんが、本当にタイミングの悪い時に出会ってしまったと思っています。

早く立ち直って、新しい恋を見つけに行きたいと思います。